皮膚から浸透する毒を「経由する皮膚の毒」と書いて経皮毒と言います。
そのため、肌につくものはできるだけ安全な成分でできているものを選んで頂きたいと思います。洗髪料、化粧品、トリートメント類、衣服用洗剤はもちろん、香水、虫除けスプレー等にも注意が必要です。
意外と盲点となっているのに注意が必要なのが歯磨き剤です。
なぜなら多くの歯磨き剤には合成界面活性剤が含まれているからです。
口の中は粘膜でおおわれています。心臓病を患った方は特によくご存じのことと思いますが、急に発作等が起きた際に服用するよう処方されるニトログリセリンというお薬がありますが、このくすりは舌下錠といって、舌下に置くようにして服用します。
どうして多くのお薬のように飲みこんで服用しないのでしょうか?それは舌下からが非常に早く吸収してくれて薬の効果が得やすいからでしょう。
そう考えると、毎日使う歯磨き剤は安全なものを選ぶべきであることもお分かりいただけると思います。は舌下から吸収しやすく害がある為注意が必要です。
吸収された物質は、心臓、肝臓、子宮などに蓄積すると言われていることから、特に婦人科系の病気と経皮毒の関係は問題視されています。婦人科系の病気を予防するためにも経皮毒を少なくするべきと主張する婦人科系の先生もいらっしゃいます。
歯磨き剤については、安全性と虫歯・歯周病予防効果を十分に確認し自信をもってお勧めできる歯磨き剤を扱っていますのでご相談ください。天然成分100%ですので飲み込んでも安心ですので、病床にあって歯磨きやうがいが難しい方にも安心して使っていただけます。
歯磨き粉で磨いた後オレンジジュースなどまずく感じたことないですか?
歯磨きの後だから当たり前と思っている方多くないですか?
当たり前ではないのです。
皆さんがよく使われるペースト状の歯磨き剤には合成界面活性剤が含まれており、合成洗剤といえます。この合成界面活性剤の作用で乳頭の味蕾が溶けてしまうのです。
食品などについては特に産地にこだわったり無添加・無農薬などを選ばれる方もいらっしゃると思います。
人間の体はうまくできていて、口から入っても肝臓・腎臓などで解毒し90%は体外に出すことができるそうです。それでもできるだけ安全なものを摂取することは大切でしょう。
一方「経皮毒」とは、字の通り、皮膚(経皮)を通して、体の中に入ってくる有害化学物質(毒)のことです。
皮膚から浸透してくるの?と思われる方も多いと思いますが、私たちが日常使用する、化粧品、歯磨き粉、虫よけスプレー、シャンプー、ボディーソープなどです。
吸収率が一番高いのが、口からで、経皮吸収の13倍程といわれています。
経皮毒の排出は、髪やツメなどに限られ、90%体内に蓄積されると言われます。
有害物質は脂肪と結びつく物性があり、男子は肝臓、女子は胸や子宮に溜りやすいという特徴があるとも言われています。
子宮は、有害な化学物質の影響を受けやすいともいわれており、胎児の時にうけた影響により、アトピーなどの皮膚疾患や様々なアレルギーを引き起こす可能性があるのではないかともいわれています。
日用品は少量ずつでも毎日使うものも多くあります。毎日少しずつ体内に蓄積され、ある日突然なにかしらの症状となって現われる危険性もあります。
私たちは環境を汚す有害物質を生活排水として流しています。
でもこれからは自分自身の為だけではなく子や孫の為、地球環境の為有害物質をすこしでも減らしていくことが大事だと思います。
当院では天然成分100%の水歯磨き剤をお薦めしています。
あなたは今お使いの歯磨き剤を飲み込むことができますか?この歯磨き剤は飲み込んでも安全な成分でできています。また、歯周病に対して非常に高い効果を発揮します。
歯科的デトックスや経皮毒への対応を行なった後、蓄積した有害ミネラル等のデトックスについてもご希望の方はご相談ください。
内科的デトックスについては併設内科(ミキコクリニック)と連携しておこなっています。
アメリカでベストセラーとなった『病気にならない人は知っている』幻冬舎出版 でも歯磨き剤や歯科金属の除去について書かれています。
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