当医院は日本顎咬合学会認定の噛み合わせ専門医です。
当医院には噛み合わせの異常を訴え多くの患者さんが来院します。一般的には、歯を削り、調整する治療を想定しますが、当医院では歯を削らなくても噛み合わせの異常が改善することも少なくありません。
一度削った歯は二度と戻りません。本当に歯を削らなければならないのか、削らなくてもすむ症例なのかを充分に検討しなければなりません。
身体を調整することで、噛み合わせや顎関節の違和感が改善されたり、身体の症状が改善されます。
自分の体重を支える上で重要な役割を果たすのが「支持骨」という骨です。支持骨は日常生活でとる様々な姿勢において地面に接して身体を支えています。
重力バランスの軸のズレが原因であれば、その姿勢での支持骨を調整して重力バランスの軸を許容範囲内に戻す調整をすることで症状は改善されます。
例えば立位の場合、支持骨は第一趾から第五趾までの中足骨と7つの足根骨の合計12あります。
立位で問題があるとき、中足骨の5つと足根骨7つの合計12の中の問題がある支持骨を調整します。
立位の重力バランスの軸のズレが原因となっている場合を例にあげましたが、原因となる姿勢は立位とは限りません。日常取るいろいろな姿勢の重力バランスのズレがさまざまな症状を引き起こすのです。
重力バランスの軸が許容範囲内に戻った時に歯の削った個所が空いてしまいます。重力バランスの軸がずれた時、すなわち許容範囲外でしっくりと噛めるように調整をしてしまうとどうしてもその位置(噛み合わせ)で噛もうとしてしまいます。今度は間違った噛み合わせにより、重力バランスの軸がズレ身体に症状が出やすくなります。
身体の歪みや口腔内電流や電磁波が原因で噛み合わせに異常がある場合、絶対に歯を削ってはいけないのです。もし、歯を削って一時的に噛み合わせがしっくりと噛めても、後に身体の歪みが改善されたり、歯科金属による口腔内電流や電磁波の影響を受けなくなった時に本来の正しい位置で噛んでも削った部位が空いてしまいます。
身体が歪んでいる位置でしっくり噛めるように調整してしまうと、身体の歪みが改善されてもしっくり噛める位置で再度噛もうとしてしまい、今度は噛み合わせの異常によって身体が歪みやすくなるのです。
一度削った歯は二度ともどりません。本当に噛み合わせに異常があるのか、身体が歪んだために噛み合わせに異常があるのか、歯科金属による口腔内電流や電磁波の影響のために噛み合わせに異常があるのか、またはそれらの複数が絡んだ影響なのかを見極める必要があります。
口の中の金属は帯電しやすく、ガルバニー電流という微弱電流を生じて、脳活動を混乱させたり頭痛や関節痛を増悪させたりします。さらに、口腔内電流により咀嚼筋(側頭筋・咬筋)が緊張することで、噛み合わせに異常を起こす場合があります。
口腔内にある金属は「アンテナ」と同様の原理で、パソコンや携帯電話、電子レンジやテレビなどから発せられる電磁波を集積します。そして、歯科金属に集積した電磁波が原因となり、咀嚼筋(側頭筋・咬筋)が緊張し、噛み合わせに異常を起こす場合があります。
口腔内電流測定、電磁波テストを行い、症状の改善が見られる場合は歯科金属が原因と診断します。歯科金属を外すことで、咀嚼筋(側頭筋・咬筋)の緊張が無くなり、噛み合わせが改善されます。
HOME > 治療効果を高めるために > 噛み合わせ